往復動圧縮機の安定した操業を図る上で必要なノウハウを長年の 経験をもとにブログにてご提供いたします。企業様内での圧縮機の 開発・改造・トラブル等の解決の一助になれば幸いです。
高圧ガスを圧縮するシリンダー部品で常時可動しているのが、ガスをシリンダー内部に吸い込んだり外部に吐き出したりする吸入弁/吐出弁と、シ…
油切りリングの損傷 往復動圧縮機の潤滑はクランクシャフト周りの駆動部を潤滑する外部油とガス圧縮を司るピストン周りを潤滑…
ピストンの材質には何種類か有り、鋳鉄、炭素鋼、アルミ合金等ですがアルミ合金は表面の硬度を上げるため陽極処…
回転軸とそれを受ける軸受けの組み合わせ部品は通常の駆動を伴う機械にはほぼ備わっていますが、軸受けの種類は平軸受け、ころ/玉軸受け、ニ…
クロスヘッドピン/軸受のトラブル 往復動圧縮機駆動部のトラブルで頻度が高いのは、クロスヘッドピン/軸受けの焼き付きです。クロスヘッド…
ピストンリングはピストンにセットされ圧縮室のガスをシールする部品です。 今は樹脂製の物が主流ですが樹脂製リングが出る前は鋳鉄リングで…
ピストンロッドはピストンとクロスヘッドを繋ぐ部品で、クランクシャフトの回転運動がコンロッドを介してクロスヘッドで往復運動に変換されそ…
シリンダー内でピストン及びピストンロッドの可動部を潤滑する潤滑油を内部油と呼ぶことは前回のブログで申し上げましたが、この内部油の油量…
シリンダーの機能はシリンダー中のピストンの往復動運動によってあ…