回転運動やストローク運動を伴う機械の大半は振動を発生します。運転中の機械振動には各メーカー様によって振幅の適正値が有り、容易に正常か異常かの判断が出来ます。但し、振動計で測定する場合振動計をセット出来ない高い位置あるいは狭い場所での計測は困難を極めます。さらにその振動のレベルがミクロンオーダーとなると、測定にも時間がかかりその結果の正しさの確認にも数回のサンプル取得が必要です。
そこで最近登場したのが見た目振動してるように見えない微振動でもその振幅を数十倍にも増幅して画面に可視化する装置が出て来ました。 メンテナンスショーでデモしているのを見ましたが、増幅した瞬間は正に驚異的であります。 動画で見せてくれるので振動の状況は一目で感覚に訴えて来ます。デモでは基礎ボルトが緩み機械土台と基礎コンクリートの一体性が無くなり個々に振動している状態を映し出していました。
動画なのでデーター量が膨大で長時間の連続監視は難しいですが正常か異常かの短時間判断は可能です。 また、装置はケースで持ち運び出来るので現場での移動監視も可能です。
メーカーはアメリカ製ですが問い合わせ頂ければ日本の代理店を紹介致します。