往復動圧縮機の安定した操業を図る上で必要なノウハウを長年の 経験をもとにブログにてご提供いたします。企業様内での圧縮機の 開発・改造・トラブル等の解決の一助になれば幸いです。
機械の潤滑は金属の機械部品同志が接触し摩擦熱が発生する箇所に潤滑と冷却を兼ねて適用されます。往復動圧縮機の潤滑は粘度の違いにより大き…
往復動圧縮機はモーター等の駆動機によってクランクシャフトを回転しそれに繋がるコンロッド、クロスヘッド、ピストンロッド、ピストンを10…
プラント操業において生産計画の変更があった場合、特に生産量の増量により既存の圧縮機流量を変更したい時いくつかの方法が有ります。流量U…
往復動圧縮機はピストンの繰り返し摺動による容積型圧縮機なのでシリンダーの中で間欠的にガスは圧縮/膨張されガス圧力は脈動します。この脈…
100%水素ガスあるいは水素ガスを含む混合ガス用コンプレッサーのシリンダーに組まれるテフロン樹脂製リング類は往々にして肥大して異常摩…
シリンダー内でピストン及びピストンロッドの可動部を潤滑する潤滑油を内部油と呼ぶことは前回のブログで申し上げましたが、この内部油の油量…
回転運動やストローク運動を伴う機械の大半は振動を発生します。運転中の機械振動には各メーカー様によって振幅の適正値が有り、容易に正常か…
トラブルの中で各部品の相手部品とのすきまが原因というケースは結構多いのです。 トラブル後の状態は表面はささくれだったり爛れていたりと…
高圧ガスを扱う圧縮機の各部品にかかる荷重のチェックは重要です。 水平対向型の往復動圧縮機は特にシリンダーの軸方向前に運転中長時間立た…